トップページ > 施設紹介

施設紹介Facilities

設備の紹介

脳波計の写真

脳の神経細胞はごく弱い電気活動をしています。このことによって私たちは手足を動かしたり、物が見えたり、暑さ寒さを感じたりしています。 脳波はこの脳の電気活動をとらえる検査です。

てんかんは脳が異常な電気活動をするためにさまざまな症状(てんかん発作)を起こしてくる病気であり、発作を起こしていないときであっても脳の中で異常な電気活動が生じているため、脳波検査がてんかんの診断にとって大変重要になってきます。

正確なてんかん診断のためには脳波検査が不可欠なのです。
そこでここでは脳波検査について説明します。


ページトップへ戻る

脳波検査について

脳波検査の実際

脳波検査は小さな皿状の電極にクリームをつけて頭皮上に置き、脳から出る微細な電気を記録します。20個以上電極を正確な場所につけなければならず、これに少し時間がかかります。

てんかんの方は脳波に異常な波形が出ることが多いのですが、ただ記録しただけでは異常波が捕まるとは限りません。なるべく異常波を捕まえやすくするためにさまざまな工夫をします。

目を閉じたり開けたり、目の前で光を点滅させたり、ハーハーと深呼吸を続けたり、さらに眠ってもらったりします。特に眠ることによって異常波が出現しやすくなるため、しばしば入眠剤を使って睡眠時の波形を記録します。

覚醒から睡眠時までを記録するため、およそ1時間から1時間半ほどを要します。
検査結果は当日説明できる場合と、後日の説明になる場合がありますのでご了承ください。

脳波検査を受けられる方へ

検査を受ける前夜は頭をよく洗ってできるだけ皮脂を取り除いておくと、よりきれいに波形が記録できます。

お子さんは検査室では緊張してなかなか寝付けないことが多いので、少し寝不足にしてきていただく、また小さい子の場合はお気に入りのおもちゃなどを持参していただけると緊張の緩和に役立つかもしれません。

入眠剤はときに検査後も眠気やふらつきが残ることがありますので、一人で検査に来られる方は注意してください。眠気が軽減するまで休んでから帰られる、あるいはご家族同伴で来院されることをおすすめいたします。

脳波検査は予約制にて行っておりますので、電話でおたずねください。

ページトップへ戻る
Copyright(C) YOKOKAWA CLINIC. All Rights Reserved.